霧氷の華咲く雲仙 白銀に染まる普賢岳~国見岳~妙見岳
しかし、我が故郷の山、雲仙も雪と霧氷に覆われていることだろう。先週の黒髪山系完全往復縦走による左膝の痛みも昨日ぐらいから無くなってきたので居ても立ってもいられなくなってきた!道路規制情報を見ると、雲仙周辺はチェーン規制や通行止め。今日が駄目なら明日登ればいいさと、南島原の叔母宅に一夜の宿を確保。7時頃佐世保を出発したが、無事登山口に到達できるのかな~?
強風吹きすさび、あらゆる物が凍てつく普賢岳山頂
来て(´▽`)よかった~青空に霧氷の華が咲く
ルートは、池の原妙見駐車場~仁田峠~妙見神社~国見岳~紅葉茶屋~普賢岳~紅葉茶屋~薊谷~仁田峠~池の原妙見駐車場を歩く
9:34 岳道途中で急に積雪が増えて滑りだした 秘密兵器のスノーカバーを5分ほどで装着 チェーンではこうはいかないよね ちなみに取り外しは1分もかからない
9:54 岳道を登りきって別所ダム横は完全凍結 チェーンやベルトと違い静かで乗り心地抜群
9:46 出発する時の情報では、ゴルフ場横から田代原までは通行止だったが、チェーン規制になったようだ。積雪は10cmほどだが何の不安もなく妙見駐車場まで登ってきた
10:00 新雪に((o(´∀`)o))ワクワクしながらシュッパ~ツ!どこが階段なのかよく分らない?
子供広場の動物たちも雪に埋もれる
10:27~10:32 仁田峠 強風が吹き抜け寒いことこの上なし その為雪は積もりにくいようだ
強風による風紋 当然仁田循環道路は通行止め ここまで来た登山者だけに許されたステージがここから始まる
妙見岳登山口 先行者の足跡は一つ こんな時に登ってくるのは私も含めて相当の山馬鹿
標高1100m付近から霧氷が着きだした
10:59~11:05 雲仙ロープウェイ妙見駅
手摺もこのとおり
11:06 ふかふかの新雪 寝転べば気持ち良さそう
11:10~11:13 妙見神社 ここで先行者と出会う 登って来てたのは単独の女性だった(゚д゚lll)
後ほど聞いたところによると彼女は”一期一会の風景”の猫好きさんだと分かった。こちらもイチブンと名乗ると、嬉しいことに”イチブン山水記”を見てくれてるとのこと。ここから先はいつもの山は道連れ、安全の為にも一緒に行動することにした
霧氷の間に有明海を挟んで天草の島々が見える
11:15 展望が開けて九千部岳、吾妻岳、有明海、多良山系の山々が見える
11:19 縦走路は霧氷のトンネル
11:22 展望が開けて普賢岳、平成新山が見える
11:26 国見岳と平成新山
11:28 国見岳がグッと近づいてきて登山意欲が掻き立てられる
11:33 国見分れ
雪の重みで枝が垂れ下がっている 四つん這いで通過するも雪まみれ
国見岳の壁面を見上げる ここから雪との格闘だ!雪をかき分け手掛り、足掛かりを探しながら登る
11:42 雲が流れて妙見岳が見えてきた
雪まみれになりながら登ってくる猫好きさん
11:49~11:54 国見岳 残念ながらガスが出てきた レンズが凍ったので予備のコンデジカメラとチェンジしたものの、あまりの寒さに数枚撮ったところでバッテリーダウン おまけに画像悪い
11:56 雪まみれになりながら岩壁を降る猫好きさん
12:10 雲が途切れて普賢岳の後方に平成新山が白く輝く カメラを元に戻してレンズを拭き拭き撮りまくる
荒々しくも美しすぎる国見岳
12:18 鬼人谷分岐 西の風穴あたりに倒木が有り通行止めとの事 直進して紅葉茶屋へ
12:20~12:25 紅葉茶屋 ベンチに積もった雪が板蒲鉾のよう
12:48 ふっと見上げれば青空に霧氷が美しい
12:50 普賢神社も雪の中
12:53~13:09 普賢岳 あらゆる物が凍てつく 帽子は勿論タオルも凍りついた
周りをぐるりと見てみよう 有明海を挟んで天草の島々
野岳の向こうに有明海が輝く
妙見岳は仁田峠から見るより遥かに荒々しい
国見岳 有明海を挟んで多良山系
平成新山 言うことなし
山頂の岩のモンスター
超寒そうな猫好きさん
強風で体が煽られる、帽子が飛んでしまいそう 指先や顔が一気に痛くなった!体感温度はー20℃ぐらいかも
なんとか三脚を立てて 激写!
13:27 紅葉茶屋の見事な板蒲鉾 個人的には、とうふ蒲鉾が大好きですが、島原半島にしか無いみたい・・・当然、佐世保には無い(+o+)
13:44 薊谷 ここにも板蒲鉾の群れが ここで昼食をと思ったが、蒲鉾を崩すのが惜しいのでロープウェイ駅まだ行くことにした
14:01~14:23 ロープウェイ駅の風が当たらない所へベンチを移動して遅い昼食にありついた ベンチはちゃんと元の場所に戻しました
14:26 仁田峠駐車場 強風で雪が舞い飛ばされそう
14:46 無事池の原妙見駐車場に到着したけど、クタクタになった 猫好きさんお疲れ様でした
シーズン最初の雪山としては最高の出だしだったと思う。妙見岳からの縦走路では勿論雪まみれ、特に国見岳の登りは新雪をかき分けながらの登山で、雪まみれになりながらの格闘だった。それでも時折見える青空が霧氷と雪山の美しさを更に際立たせてくれた。今シーズンこれ以上のものが見られるだろうか?
そして、猫好きさんとの出会い。お互い山馬鹿で猫好き、山の話に猫の話の大輪の花も咲いて楽しい充実した登山となった。また、何処かの山で会えるかな?
今日、同じルートを歩いたのは猫好きさんと、私と、男性一人の三名。普賢岳に若者男女三名、足跡から推測して薊谷まで数名。また2時40分頃外人三名とすれ違ったが、運動靴を履いていた。見ると靴はびしょびしょに濡れていて凍傷にならなければいいけど、しもやけは確実かな?たぶん仁田峠で引き返しただろう。
いずれにしても、その時そこに行かなければ見られない貴重な一期一会の景色を見た!経験した!その一人になれたことを幸せに思う。
行動距離 6.5km 累積標高 800m 行動時間 4時間46分 歩行時間 3時間44分
雪山もいいけど、海もいいよね(o^^o)♪ 海に潜りたくなったらダイビングショップ”アクアフェイス”まで