雪深き九重連山を行く 御池~中岳~稲星山~久住山 縦走

2014年2月22日(土) 今日はTTI 48 第2班の登山日だが、先週は雪の英彦山に登り美しき四王寺の滝』を楽しんできた。
 雪山を歩きたいと言う若手メンバーの強い希望により 九重連山に挑戦してもらい二週続けての雪山登山となる。ライブカメラで九重の山々、道路状況を見ると先週降った雪がまだまだ天こ盛り。これならばいいかも!
 問題となるのは山に登ることよりも、当然凍結積雪があるだろうから登山口までのアプローチができるかどうか?が問題!スタッドレスタイヤを装着している訳でもなし、タイヤチェーンを持っている訳でもなし、その代わりにスノーカバーを所持ているものの、何度か雲仙で使用したことはあるが性能については正直半信半疑。 それでもスノーカバーを信じて牧ノ戸峠まで3時間のアプローチだ!

今回の参加者は、アマちゃん、ヒーローくん、アユママ、イチブンの4名

久住山東面 斜度45度近い急な雪面を直登する”TTI 48” アマちゃんとアユママ 『世界の果てまでイッテQ登山部』イモトに負けるな!後方は中岳 あの急斜面を雪まみれになりながら降り、稲星山を経てここまで来た
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美しく聳える久住山 
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稲星山の美しい風紋
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真っ白に染まる三俣山
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ルートは牧ノ戸峠登山口~沓掛山~久住分れ~御池~中岳~稲星山~久住山~久住分れ~牧ノ戸峠登山口
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牧ノ戸峠駐車場はこんな状態 奥の方はとても入れない 到着と同時にスタックした3台の車を押し出した。その中には最近テレビコマーシャルでよく見かける雪の中を颯爽と走り抜ける白いワゴン車と同形の4WDもいた。人助けとはいえ30分ほどのロスは痛い(´・ω・`)
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スノーカバーこいつはなかなかのスグレモノ 九酔渓手前でチェーンやベルトの取り付けに手間取る数台の車を尻目に僅か3~5分程度で取り付け完了! 颯爽とスタートし九酔渓十三曲がりの急坂凍結路も全く問題なし。この程度の積雪なら全く問題なし。何よりも静かで振動しないところがいい。取り外しは1分程度と超簡単。耐久性?この際問題じゃないでしょ!
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8:48 登山口からアイゼンを装着して出発
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8:56~9:00 展望所 レイヤードタイム
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9:12~9:14 沓掛山 吹き溜まりは腿までズッポリ
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地熱発電所から吹き上がる蒸気。湧蓋山の姿も秀麗でが美しい
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9:28~9:31 日差しが強く無風で暑いので再びレイヤードタイム
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9:41 蒼空には太陽が輝く 別世界へ来たようだ
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9:49~9:54 扇ケ鼻分れ 青空に聳える星生山をバックに一休み
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10:00 西千里ケ浜を歩く いよいよ久住山が見えてきた
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風紋が美しい
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10:11 久住山 ピラミッドようでカッコいい!
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10:14~10:16 避難所 この時期バイオトイレは使用不可
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10:19 雲の上に阿蘇高岳と噴煙が見える
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10:20 久住分れ 正面には天狗ケ城 
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10:24 凄く高い所に来た感じ
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10:32 すり鉢状の空池 落ちたら上がれるやろうか?
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10:34~11:15 凍結した御池 雪に埋もれてどこが?池?
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でも キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!って感じ・・・かな?
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池の上を歩いてみよう 後ろには天狗ケ城
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日差しもあり無風で暖かい。と、言っても氷点下!でも、ここで昼食にしよう
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池を渡り切って正面に見える中岳を目指す
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美しい雪原 右に平治岳、左に三俣山の頭が見えている
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11:22 中岳は目の前だ 積雪は浅いようだが踏み跡から外れれば膝まで沈んでしまう
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11:28~11:33 中岳山頂 九州最高峰は気持ち(・∀・)イイ!!
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後方は大船山 右手前に白口岳
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さあ次は稲星山をやっつけよう
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11:34 山頂東側の展望岩から中岳を見る 彼方に湧蓋山
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雄大なる九重かな・・・左から久住山、扇ケ鼻、天狗ケ城、中央に御池
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11:36 白口谷口への降りは本日最高の雪の深さ 足を取られ雪との格闘だ! 時には胸のあたりまでズッポリ!今こそラッセル!ラッセル!
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11:47 ハマった~!抜けられない~!スノーシューがヽ(●´ε`●)ノ ホスィ
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11:52 あっ!コケた\(◎o◎)/!
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11:53~12:00 白口谷口 道標が逆さまになっている。降る途中出会った若者は久住山と中岳を間違えていた。ルートを聞いてみると、牧ノ戸峠~天狗ケ城~中岳~稲星山と歩いて久住山に回る予定だとか。それが中岳に登って来ている??久住山は向こうだよ!と教えてやると、『マジすか?』を連発していた。ここまで来る力があるならガスが出てる訳でもなし、こんなに天気がいいのに普通間違えないやろ。地図もコンパスも持ってない?持ってても読めない使えない?自分がどっちから来たのかすらわからない?基本的に方向音痴?登山には向いてないかも!そのうち遭難するよ。正面は白口岳
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12:07 稲星山への登り 足跡は二つ 先週からここまで来たのは二人だけ?って言うか、さっき出会った若者が往復した足跡?
山頂付近が光っているのは凍ってるのかな?ならば表面の雪が溶けて積雪は薄くなって締まってるはず! 
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12:19 深い雪に足を取られながら山頂まであと少し 予想通り山頂に近づくにつれて積雪は薄くなる。 後方には中岳 その右下には坊がつるが見える 
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12:20~12:34 稲星山山頂 南側から強風が吹き上げニット帽が飛ばされそう
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天気晴朗なれど風強し
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先週の大雪以来ここから景色を見たのは二人だけ?我々が3番目?ならば雄大なる雪景色をお見せしよう     左から久住山、星生山
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左から星生山、後方に湧蓋山、天狗ヶ城、中岳、右後方に三俣山南峰がちらり
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中央に白口岳、後方左に平治岳、北大船山、大船山と連なる
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美しき風紋
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次は久住山だ
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12:47 雪の落とし穴に見事にハマりなかなか抜け出せずにもがくヒロくん
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12:51~13:05 久住山と稲星山の鞍部。神明水で一休み 
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さあ出発! 次は久住山をやっつけよう
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13:17 えっさ!ほいさ!雪の急坂登れや登れ
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キックステップで足場を確保!滑落注意!
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13:28~13:38 久住山山頂
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・・・言葉はいらない・・・ 三俣山と天狗ヶ城
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左から天狗ヶ城、中岳、後方に大船山、右に白口岳、稲星山 五つの1700m峰が並んで見える
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13:41 雄大な景色を楽しみながら久住山からの降りにかかる
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13:47 正面に星生山
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右には三俣山
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13:53~13:58 避難所 しばし休憩
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14:01 蒼穹に聳える星生崎
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14:10 西千里ケ浜 景色を楽しみながらのんびり歩こう
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14:56 展望所まで帰ってきた 牧ノ戸峠までもう少し
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15:03 牧ノ戸峠登山口 帰ってきたど~!
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 素晴らしい雪山登山だった。中岳まではしっかり踏み固められておりなんの苦労もなく歩けた。しかし中岳から先の降りは胸のあたりまで落ち込んだり、つんのめったり、大変な雪中行軍となった。正直なところメンバーの体力の低下も考え、池の小屋へのエスケープも頭をよぎった。が、稲星山への足跡2本、見る限り積雪はそれほどでもなさそうだ。よし!行こう。思った通り踏み込んでも腿のあたりまで、山頂に近づくにつれて締まって歩きやすくなった。稲星山から鞍部への降りも結構大変だったが、何度も転んだり、つんのめったり、みんなよく頑張ったし、より楽しんだ。
 久住山への登りは比較的踏み固められており、急傾斜だが特に苦労することはなかった。久住山から牧ノ戸峠までは、しっかり道ができており、雪が無い時期より凹凸が少なく楽で歩きやすい。
いずれにしても素晴らしい天気と、これほどの積雪の雪山を経験したのは初めてで、いい経験ができたと思う。
来シーズンは1班のメンバーにも是非経験してもらいたい。

歩行距離 11km  累積標高 850m  行動時間 6時間15分  歩行時間 4時間25分

雪山もいいけど、海もいいよね(o^^o)♪ 海に潜りたくなったらダイビングショップアクアフェイス”まで
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Commented by アマちゃん(^^ゞ at 2014-02-24 10:00 x
いや~ほんと、素晴らしい青空!!雪!!のコントラストでしたね((o(^∇^)o)) きれいでしたぁ~♪あんな風に 雪にズボズボはまりながら、まみれながら歩くのは初めての体験で、超ぉぉーーおもしろかったです(≧▽≦)♪♪ 凍った御池の上でのランチタイムは贅沢な非日常でした☆ 楽しい仲間と素敵な時間に感謝です(*^^*)
Commented by イチブン at 2014-02-24 18:51 x
ほ~んと!雪山は何度も歩いたけど、あそこまでズボズボの深い雪は初めて。面白かった~!でも面白さと、厳しさは自然界の中では背中合わせの紙一重、ということを忘れないようにしなくっちゃね。
その上で自然界をもっと楽しもう\(^o^)/
Commented by フトレック at 2016-04-09 17:40 x
楽しそうで。良かったですね(^^)
九重も雪が積もるんですね、今年4月から山梨から熊本に転勤してまいりました。
もう、アルパインシューズも捨てて、ピッケルも人にやってこようと思いましたが、持ってきて良かった。
情報ありがとうございます。
写真を拝見させてもらったんですが、斜面もこう配があるみたいですが、滑落での対処にピッケルは持って行った方がいいと思います。滑落始めたら自分で止まるしかないので、多分止められないと、思います。いらぬことかもしれませんが
八ケ岳では、毎年滑落で亡くなられます。どうぞ、宜しくお願い致します
Commented by ichibunn-go at 2016-04-10 19:09
コメント有り難うございます。
ピッケルの件ですが、九州の雪山でピッケル持って登山してる人はほとんど見たことありませんし、使用してる人は今だかつて見たことありません。また、必要性を感じたことすらありません。
基本的に気温が高いために、本州の方とは雪の性質が違うのでは?画像の彼女たちは一生懸命滑ろうとしてましたが全く滑りませんでした。ちょっと大げさに書いてますけどね(^-^;
それに、この雪は次の週には溶けてしまいほとんど残っていませんでした。
九州の雪山で気を付けなければいけないのは、積雪が薄いためにアイゼンの爪を、雪の隠れた岩や木の根に引っ掛けての転落です。
それでは九州の山を楽しんでください。
by ichibunn-go | 2014-02-23 21:43 | くじゅう連山 | Trackback | Comments(4)