英彦山 美しき四王寺の滝~南岳~中岳 雪山を思いっきり楽しむ
翌日は低気圧も東方に去り風はあるものの晴れ間の出る予報となった。急ぎメンバーに連絡するものの皆さん既に予定が入り参加できないとのこと。
ならば久しぶりに一人で登ってみるか。しかし待てよ!この分なら由布岳まで行かなくても、英彦山あたりで雪山に出会えるのではないだろうか?そうだ!『幻の滝』と言われる『四王寺滝』に行ってみよう。
急ぎ四王寺滝の状況、駐車場まで至る道路状況、登山ルートを調べ、久しぶりにカミさんと二人で登ることにした。
見事に氷結した美しき四王寺滝 常連さんの話では今シーズン最高との事
英彦山の霧氷も見事としか言い様がない
ルートは別所駐車場~奉幣殿~衣ケ池~四王寺滝~南岳~中岳~表参道~行者堂~奉幣殿~別所駐車場
8:55 別所駐車場 車道は除雪してあったけど駐車場は結構な積雪 ワクワクしながら出発だ!
9:10 奉幣殿に登る石段も雪で埋まっている
9:17~9:25 奉幣殿休憩所 ここでアイゼン装着
お参りをして再び石段を登る
9:26 石段を登り切った所の分岐を玉屋神社、鬼杉方面へ
9:32 展望が開け奉幣殿が見える
9:44 この分岐は左を取って鬼杉方面へ
10:00 衣ケ池 池って言うほどでもないかな?
池の手前が四王寺滝への登り口
10:19 雪は深いが踏み跡がしっかりしているので間違えることはない。けど、一番最初に来たら迷うだろうな・・・
10:24~10:42 四王寺滝 話し声が聞こえてきて、やったー見えてキタ━(゚∀゚)━!
個人的には『難所ケ滝』より繊細で美しいと思う
滝の右側から急な登山道を南岳へ登る
10:54 木の根を掴みながら必死に登る。掴まる木がなかったら登れないかも!?
11:00 やっと稜線に出て、ガラリと雰囲気が変わった
踏み跡から一歩外れれば腿までズッポリ
11:03 ここはいい雰囲気
11:14 深い雪に足を取られながら急斜面を必死に登る
11:21~11:26 南岳山頂 ふ~って感じ
三角点も雪に埋もれている
11:27 樹氷、霧氷の間に中岳の英彦山神社見えてきた
11:30~ 南岳と中岳の鞍部 ここは別世界
振り返って南岳を見る
11:38~12:27 中岳山頂 英彦山神社
吹きだまりはズッポリ
巨大な山頂標識 誰も踏んでいないため、そこまで行くことが憚られたので手前からパチリ
休憩所が空いていたので昼食としたが外の方が暖かかったかも
昼食後、北岳が見えるところまで行ってみよう
自然が作り出した巨大なモニュメント
北岳が見えた!いい雰囲気
引き返して表参道を奉幣殿へ降る
12:29 荒涼とした雰囲気 何とも言えないね
12:30 霧氷のトンネル
12:34 登山道から外れ景色を楽しもう
これからラッセルを楽しむつもりが・・・
あ・足が抜けない・・・
ふ~!やっと抜けた~!あとには巨大な穴が・・・
12:39~12:46 行者堂 ムスビ神社? ムスビとは縁結びのことかな?
水場 飲んだら温かかった
12:50 表面が凍りついた木
13:28 奉幣殿まで降ってきた
13:33 まだアイゼンは外さない方がいいかも
13:50 別所駐車場に無事到着
今回は急な思いつきで英彦山に登ることにしたのだが、ジャストタイミングで四王寺滝はなんとも言えない美しさだった。思いのほか深い雪山歩きも楽しかった。TTI 48のメンバーにも四王寺滝は見てもらたいし、雪山歩きも経験してもらいたい。九州の冬山はタイミング、チャンスを逃さずこちらが自然に合せることが大切かな。
歩行距離 7.5km 累積標高 800m 行動時間 4時間55分 歩行時間 3時間23分
今日(17日)の情報として、昨日午後から気温が上がったため、あれほど美しかった氷瀑の上半分は崩落していたそうだ (´・ω・`)ガッカリ… そう言った意味でも『幻の滝』なんですね・・・
今回感じたことは、キンキンに凍り付いた真っ白な氷瀑よりも、溶けだした氷瀑の方が透明感があってより美しいのでは?ということ。 今年の運を使い果たしたかも・・・TTI 48 の皆さんゴメンなさいm(_ _)m
来週はTTI 48 2班定例登山で九重連山雪山登山に挑む!
雪山もいいけど、海もいいよね(o^^o)♪ 海に潜りたくなったらダイビングショップ”アクアフェイス”まで