将冠岳 自宅から山頂に立つ人が見えるのか?
将冠岳山頂の岩場から自宅が見える。ならば自宅からも山頂の岩場に立つ人が見えないだろうか?実に単純な発想だ。
しかし、自宅から山頂まで標高差370m、直線距離で2000m、肉眼では見えないだろうし、かなりの倍率の望遠鏡が必要だろう。しかも写真を撮りたい。
この計画を実行するにあたり、カミさんは光学30倍ズームのカメラを自宅で構えて待機。山頂に到着したら携帯で連絡することとした。
ルートは、自宅~金毘羅神社~朝ノ気岳~高筈岳~将冠岳を単純に往復する
8:46 自宅玄関から見える将冠岳は遥か彼方 あの頂に立つ人が見えるのかな?
9:14 住宅地を抜けて第一登山口 道標に従い霜の降りた右の林道へ
9:23~9:26 第二登山口 急な林道を登り暑くなってきたのでレイヤード調節をして左の階段へ
9:30 金毘羅神社 ちゃんとお参りはしとかなくっちゃね
神社の裏にあるかわいい道標 ここからが登山道になる
9:38 古い林道に出て少し歩くと分岐があり、左の大払い谷を彷彿とさせる岩場を登る
9:42 大きな岩を乗り越えながら登る楽しいひと時だ
9:45 中吉越 左を取り、急な尾根を登り朝ノ気岳を目指す 標高差は70m
9:51 朝ノ気岳
素晴らしい展望だ 愛宕山の向こうには平戸 その左奥には滅多に見えない五島列島が浮ぶ
9:55 朝ノ気岳と高筈岳の最低鞍部のヌタ場 吉岡ルートの重要な目印だ
10:00 高筈岳
烏帽子岳から隠居岳 そこから八天岳~国見岳へ繋がる稜線がよく見える
10:04 山頂はこの岩の上 巻かずに直接登ろう
10:06~10:55 山頂の岩場に立つ 早速カミさんに連絡だが
その前に少し景色を楽しもう 左端に虚空蔵山 その右奥に多良岳から経ケ岳、五家原岳への連なり その右奥には、なんと!直線距離で75kmの平成新山を始めとする雲仙の山々が!
左の三角形の頂点が朝ノ気岳 右のこんもりしたのが高筈岳 その右側の住宅地に自宅はある 手前の岩が将冠岳絶頂
カミさんが捉えた将冠岳山頂で手を振るイチブン 見えるもんだねぇ 感動ものだ
右のこんもりは高筈岳 左手前はピークは370m 今度は山頂で手を振るカミさんを見てみたいものだ
カミさんから見えたよ!の連絡をもらい実に大満足 ( 見えたのはここではありません)
九十九島もよく見える ほんといい日に登ってきたものだ
11:53 自宅付近から将冠岳を見上げる あの上に立ったのか!絶頂の位置も確認できて感無量
位置がはっきりすると肉眼でも人が立っているのが何となく分かるとカミさんは言っていた。ただ山に登るだけでなく、こんな遊びを交えるのも面白い
歩行距離 7km 累積標高 500m 行動時間 3時間07分 歩行時間 2時間15分
イチブン登山レベル 2