矢岳 高岩山 絹笠山 雲仙地獄単独縦走
池の原の矢岳駐車場で雨が止むのを待ち、その間に準備運動も済ませ、雨がやんだら矢岳登山口に移動しよう。
今年40回目となる記念登山のルートは、雲仙ゴルフ場前の登山口から矢岳(971m)に登り、宝原園地をへて高岩山(882m)を往復し、小地獄方面へ回って一切経の滝へ下り、白雲の池から絹笠山(879m)へ登り、原生沼、地獄を巡って出発点に戻る。雲仙の町を取り囲む三座を巡り雲仙観光まで楽しむ豪華絢爛の超欲張りルートだが、雨が心配だ。
7:50 雲仙の山々はすっぽり雲の中だ
8:47 矢岳駐車場で20分ほど雨が止むのを待ち国道沿いの矢岳登山口へ移動し出発 池ノ原から見える矢岳は美しいピラミッドのような形のはずだが?
山頂までよく整備された緩やかな登山道がつづく
傘をさしても充分登れる登山道
9:15~9:20 矢岳山頂 なんにも見えません
晴れていれば雲仙の山々を一望する事ができただろうな
9:30 宝原へ降る途中の急坂 ここだけが難所
9:47 車道へ出て向こう側が宝原園地入り口
ここのミヤマキリシマも5月頃にはいいですよ
10:00 広大な園地の中を歩いて行くと 伝説の大男 みそ五郎の足跡岩 60cmぐらいありそうだ 興味のある方は(みそ五郎)を検索してみてください
10:04 高岩山山頂まで40分の標識 そがんかかるやろうか?
10:08 高岩神社参道入り口 雨がポツポツ 傘ばささんばかな
整備された登山道はまともに歩けば逆にきついです
10:28~10:37 高岩山山頂 25分ぐらいで着いちゃった
山頂の先に塔ノ坂への分岐 降ってみたいが今日の天気を考えると来た道を戻るべきかな?
分岐の奥にみそ五郎のお手玉石 雲仙はその昔外国人の避暑地になっていたため、山頂に岩の多い高岩山は別名ロックヒルと呼ばれている
さらにその奥に高岩神社
神社の横にあるみそ五郎像 南島原の西有家ではみそ五郎祭りも行われている みそ五郎の座っている所が高岩山らしい? 高岩山に座って有明海で顔を洗ったといわれるみそ五郎の身長は 推定2500m以上???
10:58~11:20 宝原園地に下山 ここで昼食
超豪華?な昼食
今日のスタイル このあともほとんど傘さし山行でした
11:46 小地獄方面に歩いて行くと一切経入り口
沢の水が白い 多分小地獄温泉から流れている温泉水なんだな
11:59 狭い参道を700m下って一切経の滝 滝の水も白い
札ノ原へ登って行くと智恩洞?の標識 この際だから行ってみるか
途中にあった岩のトンネル
11:14 トンネルを抜けたら普通の家っぽい智恩洞
振り返って見るとトンネルの上はすごい岩だ!
12:21 来た道を戻り札ノ原の方へ上り詰めて行くと民家の裏側に出た このあと地元の方と本日一度限りの会話をした
12:40 国道に出て雲仙市街に向かい途中から左に折れ登って行くと白雲の池 ここにはキャンプ場やバンガローがあり、小5の時林間学校でキャンプした思い出がある。その最後に絹笠山に登った 40年ぶりだ
霧に霞んで神秘的な白雲の池 なんか出てきそう
池の向かい側にある絹笠山登山口
40年ぶりに歩く登山道
13:02~13:13 緩やかな登山道を登って展望台のある絹笠山山頂 高岩山と同じように夕日の美しい絹笠山は別名サンセットヒルと呼ばれている
霧でな~んにも見えません
晴れていればこの景色 残念!
13:40 雨が降ってきたので傘をさして下山 町のはずれにある原生沼
ここを巡れば永々たる自然の営みを感じる事ができる かも?
13:57 温泉街に入って地獄の方へ歩いて行くと足湯だ!気持ちよさそう
そこからすぐの所に地獄入り口
遊歩道脇の湯溜まり 手を入れたらちょうどよい湯加減でした
14:03 邪見地獄
心当たりのある人がいるのでは?
14:05 大叫喚地獄 ゴォーゴォーとものすごい音をたてて蒸気が噴出していた
14:07 矢岳方面への分岐 またまた階段か!
蒸気に見え隠れするホテル街
14:24 出発点に到着 雨に降られたが楽しくも長い一人旅も終わり、ちょっと物足りない感じ
雲仙の山といえば普賢岳周辺の山に目がいくが、今日登った三座は割と楽に登れて晴れていれば眺望は最高のようだ。天気のいい日にルートを見直しもう一度チャレンジしてみたい
歩行距離 15キロ 行動時間 5時間30分 歩行時間 4時間40分